こんにちは。生きてます。じつに2年ぶりくらいの新記事です。
ニュージーランドで暮らしている日本人にとって朗報です!
2019年に始まった”Amazon Tax”の影響で止まっていたアマゾンジャパンからニュージーランドへの直送サービスがついに再開されたと聞いてさっそく本を注文しました。
そこでこの記事では、一番気になるであろう復活したアマゾンジャパンの直送サービスの納期と送料を手短に紹介します。
久しぶりに記事を書くので短いネタが好都合なのです。
下の方には、アマゾンジャパンを利用するメリットと、そもそもニュージーランドからアマゾンジャパンを使えなくなった背景も記載しています。ぜひそちらもご覧ください。
転送業者との比較
アマゾンジャパンからの直送がない期間は、転送業者を利用すればアマゾンジャパンでの買い物は可能でした。ですので、アマゾンジャパンによる直送が再び始まったので転送業者との比較です。
日本国内での買い物と違い、海外発送は送料も納期も余計にかかってしまうので両者の違いはとても気になります。アマゾンジャパンからの直送が便利とはいえ、あまりにも送料が高いと利用をちゅうちょしますからね。
以下は今回注文した本、3,000g(※)でアマゾンジャパンと御用聞キ屋 の比較です。
アマゾンジャパン | 御用聞キ屋 | |
DHLエクスプレス | ¥5,489 | ¥12,160 |
EMS | – | ¥10,290 |
印刷物(航空便) | – | ¥5,760 |
国際小包(航空便) | – | ¥9,840 |
※本の発売日の都合で今回の配達は2回に分けられています。この記事を書いている時点では、1回目の荷物だけを受け取ったところなので重量は概算です。→最終的には合計2,850gでした。おそらく3,000gと送料は同じです。
今回のDHLエクスプレスでの配達は週末をはさんでも6日。EMSはコロナ前でもオークランドへは5日くらい。
この買い物を例にすれば、納期と料金のどちらを考慮しても圧倒的にアマゾンジャパンでの買い物がお得です。
御用聞キ屋の見積もりはこちらから
アマゾンジャパンを利用するメリット
別にアマゾンの宣伝をするわけじゃないですけど、久しぶりにアマゾンで買い物してとても良かった点は 買い物の時点で送料が分かる です。
御用聞キ屋などの転送業者では、商品購入時に重量と大きさが分からないので、送料がいくらになるのか分かりません。特に本だと結構な重さになります。電子書籍ではなくわざわざ紙の本を買う人は送料負担は覚悟の上(ですよね?)でしょうけど、いくかかかるかはやっぱり気になりますもんね。
その点アマゾンジャパンでの買い物なら会計時に送料が明示されます↓。これはとてもうれしいです。
日本なら翌日配達に驚くことはないけど、ニュージーランドだと国内の配達でさえ1週間かかることは珍しくありません。品揃え豊富なアマゾンはやっぱり便利です。
ざっくり前提
アマゾンジャパンによるニュージーランドへの直送サービスがなくなって再開された背景をザっと説明しておきます。
2019年に”Amazon Tax”が導入される前は、ニュージーランドからアマゾンジャパンで購入した商品は、日本国内でアマゾンを利用するときと同じようにアマゾンジャパンから出荷されていました。さらに海外在住者のメリットとして日本の消費税はかかっていませんでした。※アマゾンジャパンの倉庫から発送される商品に限る
しかし”Amazon Tax”が導入されたために、アマゾンジャパンのような一定以上の売り上げのある海外のオンラインショップは、商品の販売時にニュージーランドのGSTを徴収し、集めた税金をIRDへ納めなければならなくなりました。
実際に今回購入した本の代金を比べたら¥2,100(税抜き)が¥2,415(GST15%込み)でした。
ニュージーランドへの直送サービスがなくなっていたのは、そのGST徴収と納付の仕組みが整っていなかったためと推測しています。
“Amazon Tax”導入前のニュージーランドでのアマゾンジャパン利用を紹介した記事