ニュージーランド暮らし

「海外で暮らせば自然と英語を話せるようになる」は誤りを証明する

「ニュージーランドで5年も暮らしていれば英語話せるんでしょ」と聞かないで。思うほど話せませんから。

「英語圏で何年も生活していれば 自然と英語を話せるようになる」と思うかもしれませんが、それは全くの間違いです。小さな子どもなら可能かもしれませんが、このブログの読者層の人たちでは無理です。断言します!

ニュージーランド暮らし6年目の私が、残念ながらそのことを証明してしまっています。

そこでこの記事では、「海外暮らしで楽々英語習得」と淡い希望を抱いている人の期待を裏切ってみせます。

英語を話せるとは

まず、私が言う「英語を話せる」を定義しておきましょう。以下の3点です。

  1. 仕事をする
  2. 日常生活を送る
  3. 友だちと冗談を言い合う

上から下に向かって難易度が上がります。

仕事は、わりと決まった単語や言い回しで乗り切れるケースが多々あります。

意外に日常的な会話の方が難しいです。話題はホントいろいろですからね。天気、スポーツ、子どものこと、近所の噂話などなど。

さらに冗談を言い合うとなると英語だけでなくコミュニケーション力も求められますからね。

淡い期待はあった

ニュージーランドに来る前から英語には触れていた。日本での大学生のころは英語でディベートやスピーチ、ディスカッションをしてた。

社会人になってからは、細々とだけど英字新聞を読んだり。職歴の半分は、海外取引先との英語でメールのやり取りもしてた。

でも自分の殻を破れなくて、失敗したり人と話すのが怖くて、ずっと聞くのと話すのは苦手なまま。

だから「さすがにニュージーランドに行けばその殻は破れるだろう」と期待していた。その結果、3-4年もすれば英語を話せるようになっているだろうと。。。

しかしそれは大きな間違いだった。

環境が変わったら自分も変わるかも、なんて期待はしちゃいけません。自らが変わろうとしないと何も変わりませんよ。↓の記事もどうぞ。

海外に出れば新しい自分に出会えるのかニュージーランドに移住する前、海外で暮らし始めれば何かが変わって、新しい自分に出会えるかもしれない。そんな期待をしませんか。でもそんなことはないです。新たなあなたに出会うために必要不可欠なことがあります。...

そうは言っても話せるんでしょ?

読み書きは、まあぼちぼち大丈夫です。これでも専門学校はトップ成績で卒業したので。日常生活を送る上で、スーパーで必要な物を買うくらいは問題ないです。

しかし、何かの問い合わせを電話でするとなると一気にハードルが上がります。結構きついです。事前に用件を何て言うのか考えてから電話して、あとは Yes、No、Thank you のみとか。

日常的に友だちと話したり冗談を言うのはさらに難易度が高いです。相手の発言を理解して、機智を働かせて返すんですから。気持ちに余裕がないとできません。

「仕事はどうしてたの?」と思うでしょう。先日まで携わっていた仕事は、ニュージーランドにいながら90%は日本語での業務。英語を話す機会はごくわずかでした。チャットやメールで使うくらい。

全く話せないわけじゃないけど、聞き取る能力はかなり低い。話す語彙力や表現力はネイティブの幼稚園児並みかそれ以下か、といったところ。

なぜ話せないのか

答えは簡単です。話さないから、英語を発さないからです。

読み書きは、読んだり書いたりして身につけます。だから会話も、他者との口頭での受け答えをしないと身につきません。いくら単語やイディオムを覚えても、口に出さなきゃいつまでたっても話せるようにはなりません。

話す聞くをできるようになるためには、会話の練習は必須です。いくら勉強しても、話す練習だけはして来なかった私の経験からこれは確かです。

でもそれを克服するのは私には高い壁です。なぜなら話せないから。

「話せない」は英語を話せないではなく、人と話すことや自分の欲求を発するのが苦手という意味。日本語か英語かに関わらず初対面の人と話す場は嫌いだし、子どものころから「トイレに行きたい」となかなか言い出せないタイプです。

また、知らないことを聞くのは恥ずかしいし、失敗するのも怖いです。親からは「『聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥』って言うんだから、わからないことがあれば質問するんだよ」とよく言われてました。だから私の選択は「一時でも恥なら聞かない」でした。

今でもこういった傾向は変わりません。

恥ずかしい思いや悔しい思いをすると伸びるって聞くけど、そんな気概もないし。

努力と練習です。自然となんて身につけません。

この先はどうしようか

大人は、自然には英語を話せるようにはならないです、絶対に。

そもそも英語を話せるようになって、どんな暮らしを求めているのか。ニュージーランドといえば青空の下、友だちと和気あいあいバーベキュー。職場で同僚と議論したり冗談を言い合う。スーパーのレジの人と軽い会話など。

それらを踏まえて今後、話せるようになりたいのか、もうあきらめるのか。私は日々揺れ動いているけど、5.5:4.5で後者かな。未だに揺れ動くなんて時点であきらめている証拠か。

話せるようになりたい人へ

上でも言ってますが、対策はいたって簡潔です。話せばいいんです。

いくら活字を読んでても話せるようにはなりません。英語を話せるようになりたいなら、失敗を恐れずに、口や耳を動かして練習。それしかないです。

私のように人と話すのが苦手な人は、人とコミュニケーションをとる勇気も必要になってきます。もうこれだけでかなりの周回遅れ

もう話せなくてもいいやという人へ

移住当初は英語を話せるようになりたいと思っていたけど、今はもういいかな、このまま話せなくても。そういう考えている大人は大勢います。

買い物は話さなくてもできるし、仕事も何となくできちゃう。役所や公共機関への問い合わせも、メールでならできるし、電話なら無料の通訳サービスがあるし。

子どもを病院へ連れて行かなきゃならないときは困るなぁ

さいごに

会話、練習、会話、練習。これらを怠ってきた私は、何年ニュージーランドで暮らしても、いつまでたっても会話がおぼつかないです。

英語を話せるよう努力する苦労。不便な暮らしとそれを受け入れる覚悟。どちらを選ぶか。

ABOUT ME
やすたた
やすたた
40歳過ぎてから子ども3人連れてニュージーランドに移住。約5年かけて永住権取得。 長い間ぼんやりと頭の片隅にあった想いを実現したくてオンラインの世界へ。
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