海外で暮らしている人は普段どんなものを食べているんだろう。日本と同じような食材や調味料はあるのか、オーガニックや無農薬の食材はどこでいくら位で手に入るのか。我が家は日本で暮らしていたときから食べ物には気を遣っていたので、移住前はそういったことを心配していました。
移住当初は、新たな生活への高揚感からか現地の食事も美味しく食べられましたが、日常の生活に慣れてくるとやっぱり日本食が恋しくなってきます。大手スーパーマーケットや中国や韓国の人が経営しているアジア系食料品店、週末に各地で開かれているマーケットで米、味噌、しょう油、豆腐、野菜などほしいものは大体手に入りるので、いったんは日本食への想いは満たされます。
しかし食に対する欲求は、満たされるとさらに良いものを求めます。毎日口にするみそ汁の味噌は日本で暮らしていたときのように自家製がいい、塩じゃなくて塩麹でもっと風味を出したいなど。そうなると買えるものでは飽き足らなくなり 「じゃあ自分で作ろう」 となります。
そこでこの記事では、我が家が最近作った日本人ならやっぱりほしくなる 自家製の発酵食品 を紹介します。※作っているのは主に妻です。
味噌
発酵食品の代表である味噌。ニュージーランドに来てからも毎年作っています。朝食はご飯とみそ汁が中心で、毎年2kgの大豆で仕込むけど足りなくなる(2回に分けて作るので下のツイートでは大豆1kgと言ってる)。
でもなぜか毎年その量。そのぶん有難みがある。あわせてできるたまりは濃厚で使うのがもったいない。
麹を購入。今年も味噌を仕込むゾ#ニュージーランド でも味噌を買えるけど我が家は自作
できる #主夫 っぽいが実際の作業はかみさんの指示のもと行われる pic.twitter.com/n0FP6IUUjy
— やすたた🇳🇿𝐍𝐙から海外移住応援する主夫 40代子持ちでもやりたいことやる (@yasutata_tky) July 26, 2019
味噌作り(麹2kg 大豆1kg 塩600g)
※写真は全量の半分
左上:茹でて潰した大豆+麹+塩
右上:↑を容器に押し詰めて軽く塩で覆う
左下:↑にクッキングシート+重しの塩
右下:一年後#ニュージーランド pic.twitter.com/JyCJ3ayEE3— やすたた🇳🇿𝐍𝐙から海外移住応援する主夫 40代子持ちでもやりたいことやる (@yasutata_tky) August 4, 2019
麹
日本人の友人に教わりながら今年初めて作ってみた、妻が。味噌作りにも使えるけど、量が足りないので今回は塩麹に。冷蔵保存しているので、私は使い忘れてしまうこともしばしば。でも見てのとおり少量なので、たまに使う程度がちょうどいい。
麹を作り、さらに塩麹にしました。かみさんが。 pic.twitter.com/xiRCp3nPEs
— やすたた🇳🇿𝐍𝐙から海外移住応援する主夫 40代子持ちでもやりたいことやる (@yasutata_tky) June 24, 2019
どぶろく
同じく友人に教わりながら今年初めて作ってみました。またまた妻が。一日一回かき回しながら一週間。その後、漉して酒と酒粕にわける。
この記事を書いているときは4日目。だいぶ日本酒のいい香りがする。一緒に作った友人の中には待ちきれず、すでに飲んでしまった人もいるとか。酒粕は味噌作りの重しにする予定。そうすることで味噌にカビが生えないそうなので試してみる。
#ニュージーランド でどぶろく作り
今日は我が家を会場に妻とその友人が集まってどぶろく作り
一週間寝かせて酒と酒粕に分ける
酒粕を味噌作りの重しにするとカビが生えないらしい
うちは二回味噌を作るので、一つはその酒粕でやってみる pic.twitter.com/mmhnmO1y4J
— やすたた🇳🇿𝐍𝐙から海外移住応援する主夫 40代子持ちでもやりたいことやる (@yasutata_tky) August 3, 2019
昨日仕込んだ どぶろく をかき混ぜた後
二酸化炭素が出てブクブクしている、とのこと#ニュージーランド pic.twitter.com/ywfiTdSbhl
— やすたた🇳🇿𝐍𝐙から海外移住応援する主夫 40代子持ちでもやりたいことやる (@yasutata_tky) August 4, 2019
納豆
友人に教わって納豆も作ったことがあります。でも我が家では上手くいかなかったのでそれっきりに。料理上手なその友人の納豆はとっても美味しい。またもらえるとうれしいな(願
さいごに
どぶろく作りは、我が家で女性5-6人が集まって、みなさん楽しそうにおしゃべりしながらやっていました。
私は、せっかく仕事を辞めて主夫になったので、もっと料理に時間を費やしてもいいはず。今度は男性だけで何かを作るか(ビールは挫折ずみ)。それとも邪魔でなければ女性の輪に交ぜもらうか。そういうのも楽しそう。
