こんにちは。家族5人でニュージーランドのオークランドで暮らしている やすたた(@yasutata_tky) です。
私は、通勤や買い物で毎日車を運転してます。
ニュージーランドは、公共交通機関での移動が不便なので、よっぽど街中に住んでいない限り車は必須アイテムです。また、旅行で来ればレンタカーで旅を楽しむこともあるでしょう。
海外での車の運転と聞くと身構えてしまう人もいるでしょうけど、いくつかの違いに注意すれば日本で日ごろ運転している人ならすぐに慣れます。そうじゃない人でも怖がる必要はないです。なぜなら 日本と同じ左側通行 だから。
とは言え交通ルールの違いはあります。今回は、ニュージーランドで車を運転する際の注意点を紹介します。
ラウンドアバウト
いきなり大物、ラウンドアバウトの紹介です。
日本でも増えているそうですけど、まだまだ知らない人が大多数でしょう。でも慣れればどうってことないです。
Google Mapsを埋め込んでみたけどちゃんと見られるでしょうか。
ラウンドアバウトへ入るのは、右から来る車が優先。つまり「右から来てなければ入っていい」ってこと。
ウィンカーの出し方も決まってます。ラウンドアバウトに入る前は、出る方向を示す。出る前は、いちりつ左を出す。まとめると
入る前 | 出る前 | |
左折 | 左 | 左 |
直進 | 出さない | 左 |
右折(Uターン含む) | 右 | 左 |
歩車分離の信号

日本でもぜひ導入して欲しいのがこれ!歩行者も車も両方の安全が確保される仕組み。
歩行者側の信号が青の時は、車側は赤。逆もまたしかり。歩行者は安全に渡れるし、車も安全かつスムーズに曲がれるのでイライラしない。信号を守っていれば事故は起こらない。
こんなにいいシステムなのに、どうして日本で普及していないのか不思議でしょうがない。
横断歩道は歩行者優先

横断歩道では歩行者優先がゼッタイ!!!警察に見つかれば即捕まる。
多くの歩行者は、手を上げて運転手に「ありがとう」を示したり、小走りで横断歩道を渡ります。そうすると譲った運転手も気分が良くなる。安全かつ Win-Win な仕組み。
機械で制御されている信号と違い、みんなの心で運用されているこのルールが私は好き。
日本でも法律上は同じだけど、悲しいかなほとんど守られていないのが現実。
制限速度 スピード違反

ハッキリ言って日本より厳しい。10km/h超から罰金。さらに夏休みシーズンは4km/h超で罰金。だからみんな制限速度で走ってる。それであおられることはない。
日本に帰った際に制限速度で走っていたら、後ろにビタッと張り付かれて、「日本じゃルールを破らないといけないんだ」と気づいた。
ニュージーランドに来た当初、日本の感覚で運転して3回スピード違反で捕まったのは私です。郊外ではついスピードを出し過ぎてしまうので、クルーズコントロールが役に立ちます。
さいごに
日本は、法律よりも慣習で運用されている部分が多い。そのため道路では、歩行者ではなく車が中心。制限速度で走ればジャマ者扱い。
かたやニュージーランドの交通ルールは、上で紹介しているように信号や横断歩道での歩行者の安全性は高い。また、法律がしっかりと適用されている。以下のポイントを気をつければ 安心して運転できますよ。
- 日本と同じ左側通行
- ラウンドアバウトは右から来る車が優先
- 歩車分離信号と歩行者優先の横断歩道の徹底で歩行者の安全確保
- 制限速度をしっかり守る
詳細なルールを知りたい人はこちらをどうぞ
