ついに「主夫生活を振り返る」シリーズが10回目を迎えました。そこで、このシリーズは今回で最後です。
宝くじ当たった?!仕事見つかった?!
というわけじゃなく、主夫生活はこの先も続きます。たんにキリいい数字を迎えたから最終回にするだけです。
ネタに困ったときには重宝していた月イチ記事だけど、過去のカテゴリー主夫の記事を見ると、この「主夫生活を振り返る」がほとんどなので、これからは日々気づいたことや感じたことを書いていきます。
てことでこの記事は、ここまで主夫を10か月続けてきて一番言いたいことにフォーカスします。
主夫/主婦は楽じゃない
主夫だろうが主婦だろうが、家事を一人でこなすのって楽じゃない。
私にとっての一番重い家事は、この10か月間ずっと、常に、ダントツで 夕飯の準備。
主夫を始めたころと比べたら手際はよくなったし、適当な味付けでも家族みんなが食べられる食事を作れるようにはなった。家族のアレルギーも考えて作り分けだってしてる。
口では「まあ適当に作った」と言っても、本当に適当に作ったことは少ない(少ない≠ゼロ)。いつもそれなりに考えて作ってる。同じ料理や味付けが続いてないか、冷蔵庫のには何が残っているか、次の買い物までにどう食材を使っていこうかなどなど。
だから毎日「今日の夕飯は何にしよう、、、」と悩む。悩む時間や度合いは減ったけど悩む。朝食の直後だって、夜中にふと目が覚めたときでさえ夕食の献立を考えることがある(朝には忘れるけど)。
ここまで10か月食事の支度をしてきて分かったことは、
食事の準備って、創造力やマネージメント力が求められる難易度の高い仕事
ってこと。
にもかかわらず私は、何かを創ったり取り仕切るのが大の苦手。そりゃ疲れるわけだ。
我が家は子どもが3人いるけど、一番下の子でも12才なので日々の家事に占める「子どもの世話」の割合は低い。放っておいても自分たちの部屋で好き勝手やってるからね。だからここまで何とかやってこれた。
私は料理の合間にツイッター眺めたりしてるけど、小さい子どもがいる家庭じゃ、食事の準備はもっと大変だろうな。料理しながら子どもを気にしなきゃならないでしょ。鍋がふいてるのに「おかあーさーん(おとーさーん)」なんて呼ばれたら、私ならアタフタしちゃうね。
そう考えると、毎日子どもを保育園から連れて帰ってから夕食の準備をしてた妻はすごいな、とこれを書きながら気づいた。ありがとう。
ちなみに他の家事、掃除や洗濯はなんら苦もなくできてる。創造力もマネージメント力もいらないからね。
家事は家族みんなの仕事
外で働いて金稼いでくるのも大変。人間関係や売上げノルマとかで悩むこともある。
そして家事もきつい。金を稼いではいないけど、食事の準備や育児など生活していく上で欠かせない様々な作業を担っているから。しかも休みなしに。
週末だろうが、祝日だろうが食事は作らなきゃならない。子どもが小さければ世話もしなきゃならない。
月~金の会社勤めは週末が楽しみだろうけど、主夫/主婦にはそんな楽しみはない。てことに金曜日の仕事を終えてうれしそうに帰ってきた妻を見てある時に気づいた。
今では、週末はブランチ(遅い朝食)にして昼食を抜き、早目の夕食にしている。しかもブランチは妻が作ってくれる。これで土日は夕食だけ用意すればいいので結構気がらく。
まあ何が言いたいのかというと、家事は、休みがなく、生活に欠くことのできない役目を担っているので、骨の折れる仕事。つまり、家族みんなで役割分担してこなすのが本来なんです。
よっぽど家事好きでもない限り一人で全てを片付けるのは無理。だから、平日は外で働いていて家計を支えている人も、週末や祝日などの休みの日は、少しでも家事や育児に携わる。
そうするのがいいよ。
以上、おわり。